こんにちは。黒川温泉 湯本荘のスタッフ田中です。
「最近、少し頑張りすぎてしまっているな」 「次の休みは、時計を外して静かな場所でただゆっくり過ごしたい」
日々忙しい日常を送る中で、そんな風に心が「ひと休み」を求めている瞬間はありませんか。 熊本・阿蘇の山々に囲まれた黒川温泉は、そんなお疲れ気味の心と体を優しく包み込み、そっと元気を取り戻してくれる場所です。今回は、当館「湯本荘」での過ごし方と、黒川温泉で味わう極上の癒やしのひとときをご紹介します。
黒川温泉が「癒やしの湯」と呼ばれる理由
黒川温泉が多くの人に「癒やしの湯」として愛される理由。それは、お湯の良さはもちろんのこと、温泉街全体が自然と一体になっているからだと思います。
黒川温泉では「温泉街全体が一つの旅館」という考え方を大切にしています。風情ある木造の建物、緑豊かな山々、そしてどこを歩いていても優しく立ち上る湯煙。派手な観光施設や賑やかなネオンをあえて作らず、里山のありのままの美しさを守り続けてきたからこそ、ここには現代人が忘れがちな「静寂という贅沢」が息づいています。
チェックインしたら、まず川のせせらぎに耳を澄ませて
湯本荘に到着し、お部屋に一歩足を踏み入れたら、まずは窓を開けてみてください。 当館のすぐ隣を流れる「田ノ原川」の、さらさらと心地よいせせらぎが聞こえてくるはずです。
心地よい川の音をBGMに、温かいお茶と甘いお菓子でまずはほっと一息。荷物を置いて、着慣れない浴衣に袖を通す。これだけで、日常の緊張が少しずつ解けていくのを感じていただけます。携帯電話はちょっとカバンの奥にしまって、まずはただ川の音と流れる雲を眺める。そんな何気ない時間が、最高の癒やしの始まりです。
貸切風呂で、誰にも気兼ねなく湯めぐりを
一息ついたら、さっそくお楽しみの温泉へ。 「家族やパートナーと、水入らずの時間を過ごしたい」という方におすすめなのが、当館の貸切風呂(家族風呂)です。
湯本荘には、趣の異なる「石風呂」「かま風呂」「桧(ひのき)風呂」という3つの貸切風呂がございます。こちらはご宿泊のお客様であれば、予約や追加料金、時間制限なく、空いている時にいつでも何度でもご利用いただけます。
源泉かけ流しの温かいお湯に体を沈め、ザブーンとお湯が溢れる音を聞く。誰にも気兼ねすることなく、大切な人と「気持ちいいね」「極楽だね」と言葉を交わす時間は、日頃の疲れをすーっと溶かしていってくれます。
露天風呂と内風呂、ふたつの表情を楽しむ
貸切風呂のほかにも、当館には広々とした大浴場がございます。
春は新緑、秋は紅葉と、四季折々の自然をダイナミックに感じられる「露天風呂」。ひんやりとした風をおでこに受けながら入るお湯は、いつまでも浸かっていたくなる心地よさです。 一方で、レトロで温かみのある木造りの「内風呂」は、湯気がふんわりとこもり、体を芯からじんわりと温めてくれます。
露天風呂の開放感と、内風呂の落ち着く静けさ。ふたつの異なる表情を何度も行き来しながら、温泉の恵みを肌いっぱいに感じてみてください。
会席料理で味わう、阿蘇と黒川の恵み
温泉をたっぷり堪能した後は、旅の大きなお楽しみであるご夕食の時間です。
湯本荘では、阿蘇の豊かな大自然が育んだ旬の食材をふんだんに取り入れた会席料理をご用意しています。 熊本名物の新鮮で甘みのある「馬刺し」や、きめ細やかな赤身肉が特徴の「あか牛」、地元のお野菜を使った手作りの創作料理など、一品一品に料理人のこだわりが詰まっています。
「美味しいね」と笑顔でうなずき合いながら、地元の地酒と共にゆっくりと味わう。お腹も心も満たされる、温かい時間をお届けします。
部屋でゆっくり、何もしない贅沢
お食事が終わる頃には、外はすっかり静寂に包まれています。
静かなお部屋に戻ったら、あとはふかふかのお布団に寝転がって、ただ何もしない贅沢を味わうだけです。窓から聞こえる夜風の音や、川のせせらぎを聴きながら、大切な人と今日あったことをおしゃべりしたり、読書をしたり、うとうとと眠りについたり。
「何かをしなきゃ」という焦りから解放されて過ごす夜は、驚くほど穏やかで、深い眠りへと誘ってくれます。
朝の光とともに目覚める、もうひとつの黒川温泉
少し早めに目が覚めたら、ぜひ早朝の温泉街を少しだけ散歩してみてください。 朝霧がうっすらと立ち込める静寂な空気の中、下駄を鳴らして歩く温泉街は、昨日とはまた違ってとても新鮮で、ピリッと心地よい冷たさがあります。
散歩から戻り、朝の光が差し込む中で浸かる「朝風呂」もまた格別です。温かい温泉が体にじんわりと染み渡り、眠っていた細胞が優しく目覚めていくような、すっきりとした心地よさを味わっていただけます。
おわりに|また帰ってきたくなる宿へ
黒川温泉で過ごす時間は、ただ観光地を巡る旅とは少し違います。 何もしない、ただ温泉に入って、美味しいものを食べて、大切な人と静かに語り合う。そのシンプルな過ごし方こそが、疲れた心にいちばんの栄養をくれます。
私たち「湯本荘」が目指しているのは、お客様にとっての「ふるさと」のような場所。 「あぁ、やっぱりここに来ると落ち着くな」「また明日から頑張ろう」 そんな風に思っていただけるよう、いつでも温かいお湯とおもてなしをご用意してお待ちしております。
心が少しお疲れのときは、いつでもこの「癒やしの湯」へ帰ってきてくださいね。
旅館 湯本荘